私たちの願うもの

①1才から2才の子ども達を預かる  大人を好きになる
私達は1才のお子さんから預からせていただく保育園です。
0才の時代、まず、お父さんであったりお母さんであったり、特定の大人、家族の方との関係をしっかり作ってほしい、そしてその関係を土台にして保育者との関係を、と考えています。
②自分の好きな遊びを見つける
1才から2才の子ども達です、やさしい環境、その場にいて楽しくなるような環境を作りたいと心掛けています。
小規模保育所です。それを生かして、そこに通う子ども達が安心できる場になってほしいと願っています。
なかの幼稚園という環境も、午前のおやつの後、午後の午睡の後、なかの幼稚園の園庭やホールの広い空間の中で、思い思いの遊びする。そうした遊びへの援助も大切にしたいと考えています。
③保護者の見方になる
家庭での子どもの姿と保育所での子どもの姿、互いに伝え合いながら、子どもの今乗り越えようとしている課題を探りたいと考えています。
園での様子を、連絡帳等で個人、また園便り「さくらの一日」で全体の様子を伝えています。
互いの様子を伝え合い、子育ての良きパートナーとなることを目指します。
④友達に興味を持ち一緒って楽しいと感じる
1才から2才「場見知り」「人見知り」の強くなる年代です。困ったと思える姿でも、その子の自我の発達には重要な育ち、そうした育ちを大事にしたいと考えています。
1才の頃、周りにいる同じくらいの年の子には興味を示さなかった子が数か月の生活の中で、友達に関心を示します。
この年代の「関心」その子の持っているものが気になったり、自分の持っているものやその場所を他の子に取られたり、入り込まれることを拒んだり。そうした自我の育ちを大事にしながら、そこに大人も加わり、仲間との充実した日々を過ごせる様援助していきます。
⑤言葉に興味関心を持つ
自分から言葉を発する、それには場に慣れ周囲の大人との関係が確かなものになることが必要 です。
安心できる場所で自分の思いを出しても受け入れてもらえるという実感があって初めて自由に行動し、そして自由に発言することもできると考えています。
やがて自分の思いや感情を表現する、仲間と協働する大事なツールになる言葉、今その土台を大事に築いてほしいと願っています。
そして絵本や歌が常に身近にある環境を作り、表現することの楽しさ、文字や文学に出合うことの充実感を味わえる子ども達に育ってほしいと願っています。
⑥自分がやれること
自分のやれたことを一緒に喜んでくれる大人がいる、そうした環境がやがて自分から一歩を踏 み出してくれる子ども達になってくれると考えています。
共感することを大切にしながら、否定的な言葉は使わない、そう心がけて子ども達との生活を創り上げることを願っています。
⑦みんなで食べることの楽しさを知る
この年齢の子ども達です、安全な素材でバランスのとれた給食を提供できる様心がけています 。
そして小規模な保育所です、子ども達と保育者が共に食事をする、そうした家族が集う様な雰囲気を大切にしたいと考えています。
お行儀や作法も大事、給食を完食してほしいと願ってもいますが、何より「食べることが楽しい」そう感じて欲しいと思っています。